展示は、年2,3回の収蔵品展と企画展・特別展で構成されています。
主軸となる収蔵品は、近代日本画と細密工芸品とジャンルが異なるため、各々の作品の持ち味を十分に活かせるよう展示に工夫を凝らしています。
例えば、近代日本画は額装・軸装と平面物が多いため、展示の並び順や色彩、額と軸の違い等も含めて、平坦にならないよう考慮しています。
一方、細密工芸品は作品本体が大変小さいため、その細部までいかに見せるかが展示の要になります。そのため、小さな部分には拡大ルーペをご用意、また裏側等実際には見えない部分には裏鏡を設置して展示しています。