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春季収蔵品展

春季収蔵品展
近・現代日本画コレクション 日本の美と出会う
没後80年 桑原喜八郎 -戦火に散った掛川の画学生
        
2025年 4月1日(火) ~5月6日(火・祝)

 春の収蔵品コレクション展として、近・現代の日本画と、戦没画学生・桑原喜八郎の二つの異なるコレクションをご覧いただきます。第一展示室で紹介する「近・現代日本画コレクション 日本の美と出会う」では、横山大観や川合玉堂、小倉遊亀や伊東深水など、明治以降に活躍した著名な日本画家の作品が並びます。凛と咲く美しい草花、優雅に泳ぐ魚、躍動感あふれる急流での鵜飼など、画家が切り取った四季折々の日本の自然をお楽しみください。
 第二展示室では、今年没後80年を迎える当市出身の戦没画学生・桑原喜八郎(1920-45)を振り返ります。桑原は掛川市高御所に生まれ、1940年に東京美術学校日本画科(現.東京藝術大学)に入学します。翌年、太平洋戦争が勃発すると学生たちも戦地に駆り出され、43年に出征し戦地で帰らぬ人となりました。まだ24歳という若さでした。本展では田舎の風景や麦畑に立つ農婦など、桑原が学生時代に描いた人物画や風景画を展示し、限られた時間をひたむきに絵と向き合った生涯をご覧いただきます。
 明治から昭和を代表する画家たちの日本画と、戦後80年を迎える今、志半ばでこの世を去った若き画学生を改めて知る機会となれば幸いです。

チラシ表
チラシ裏
二の丸美術館
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